いつまでもやりたいことができるきるカラダにするために大切なこと~①関節の動きを良くする:股関節~
こんにちは。
石川県金沢市(もりの里教室、崎浦公民館、円光寺教室)でヨガ教室をやっています、さちです。
今回は前回のブログの続き、
『いつまでもやりたいことができるきるカラダにするために大切なこと』
について、具体的なエクササイズをお伝えしていきます。
まず、前回のブログの最後にお伝えしましたが、
いつまでもやりたいことができるカラダでいるために大切なことは
『関節の動きをよくすること』です。
その中でも意識してほしい関節は
『股関節』
と
『背骨』
の2つになります。
今回はまず、『股関節』の動きをよくする方法についてお伝えしていきます。
【どうして股関節の動きを良くすることが元気なカラダづくりにつながるの?】
ではなぜ股関節の動きをよくすることが『いつまでもやりたいことができるカラダでいられること』につながるのでしょうか・・・
股関節は両足の付け根にある丸い関節のことです。
太ももの大きな骨、大腿骨の上端にある骨頭と呼ばれる球状の部分が、骨盤の寛骨臼と呼ばれるソケットにはまり込むような形になっています。
丸い関節のため
・脚を曲げる(屈曲)
・脚を後ろに伸ばす(伸展)
・脚を開く(外転)
・脚を閉じる(内転)
・脚を外方へ回旋する動き(外旋)
・脚を内方へ回旋する動き(内旋)
など
日常のすべての動作を作ることができます。
例えば歩いたり、階段を上ったり、椅子から立ったり、という日常の動作は、股関節がうまく動くことで初めてスムーズな動きをすることができます。
ゴルフや野球などのスポーツの動きも同じです。基本となるのは股関節です。股関節がうまく動かないと、例えばゴルフのスウィングのような回転する動きもスムーズに行うことができません。
ですので、股関節がよく動けば、足がもたつかない「転ばない体づくり」にも役立つのです。
【股関節ってどこにあるの?】
そして股関節の動きをよくするためには、まずは股関節がどこにあるかを知っておく必要があります。
どこにあるのか曖昧だと実際に使う意識が薄いことが多いです。
どこにあるのかしっかり意識できることがその関節や筋肉を使うことができる最初の一歩になります。
前から見たら鼠径部の真ん中の奥の方です。
日本語では「股」関節ですが
英語ではhip joint (おしりのつなぎ目)
となります。
ですので、
・前から見ると
鼠径部の真ん中の奥になりますが
・後ろから見ると
お尻の奥
・横から見ると
大転子の奥(太ももの大きな骨の横の出っ張りの奥)
という位置になります。
【~ステップ1:股関節を使う意識をもってみよう!~】
そして股関節の動きを良くするためには、まずは股関節を使えるようにすることが大切です。
股関節は日常生活の様々な動作を作っているとお伝えしましたが、それらの動きを股関節を使って行うことができていないと
歩き方にも影響が出て、ひざに負担がかかります。
坐骨神経痛や腰痛、ひざ痛などは、実は大元の原因は股関節が使えていない事である場合は少なくありません。
ということで、
まずは、股関節を使うことができるためのワーク『股関節スクワット(体軸コンディショニングスクールより)』をすることをオススメします。
このワークは私のブログでも何度もお伝えしていますので、詳細は以前のブログをご参照ください<(_ _)>☟
https://sachiyoga-kanazawa.com/blog/use-your-hipjoint-for-comfortable-and-clean-posture/
【~ステップ2:しゃがんでみよう!~】
そして、股関節スクワットで股関節を使う意識をしっかり持つことができる方は次のステップへ。
『しゃがむ』エクササイズを行ってみましょう。
しゃがむ動作は日常生活でもよくある動きですし、ヨガのポーズでもしゃがんだスクワットのポーズがありますが、
この動きができない方は案外多くいらっしゃいます。
しゃがむことができない理由は様々ありますが、股関節が固いことも原因の1つです。
(他には●足首・膝・股関節・背骨の関節の動きの問題 ●背中・お尻・太腿前と外側・お腹・脛の筋肉の硬さの問題などが挙げられます。)
ですので、しゃがめない理由は様々ですが、
しゃがめるようになることは股関節の柔軟性が向上し動きを良くすることに繋がります。
ということで、
『カラダのムダな力を抜いてしゃがむ』
『オープンロータス(体軸コンディショニングスクール)』をやってみましょう♬
この動きは『カラダのムダな力を抜いてしゃがむ』ワークになります。
①しゃがむことで股関節の動きがよくなり、
②ムダな力を抜いて行うことで体幹のインナーマッスルを強化することに繋がります。(力が入っているとインナーマッスルが働きにくくなります)
~やり方~
1足を肩幅に開き、つま先をハの字に開きます。
仙骨を立て(骨盤を立て)胸を張りすぎずみぞおちをゆるめた状態で胸の前で合掌します。
2そのまままっすぐお尻を床に近づけるようにしゃがみます。
3股関節を使いながら(坐骨を締めるようなイメージ)でゆっくりと立ち上がります。
繰り返します。
★ポイント
しゃがむときも立つときもお尻は後ろにひかず、立った状態からそのまままっすぐ降りたり上がったりします。
(まっすぐ降りたり上がったりできることがムダな力を抜いた状態でしゃがんだり立ったりする動きになります)
NGなやり方☟
このワークはまずはしゃがむことができることが大前提となるので
しゃがむことが出来ない方は難しい動きとなりますので、
しゃがむことが出来ない方は、まずは壁を使ってしゃがむ練習をしてみてください。
☟こんな感じで壁に手をついてしゃがむ練習をしてみてください。
しゃがむことができるようになることは股関節の柔軟性や動きの向上につながり『いつまでもやりたいことができるきるカラダ』に繋がりますので
ぜひお家でやってみてください♬
そしてしゃがむことが難しいかたは、ぜひさちヨガのレッスンへお越しください!
少し時間はかかるかもしれませんが楽にしゃがむことができるようになるための様々なエクササイズを一緒に行っていきましょう♬
さちヨガではいつまでも元気で生き生きと生活していくための様々なカラダの使い方をお伝えしています♬
運動が久しぶりの方でもどんな方でも、本気でカラダをよくしたい方は
ぜひ体験レッスンにお越しください(^○^)/
ご参加、お待ちしております(^○^)/
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