パスチモッタナーサナ(座位の前屈)を深めるには腸腰筋を意識してみよう♬
こんにちは。
石川県金沢市(もりの里教室、近江町いちば館、崎浦公民館、円光寺教室)でヨガ教室をやっています、さちです。
【パスチモッターナーサナ(座位の前屈)を深めるには腸腰筋♬】
みなさんは座位の前屈(パスチモッターナーサナ)ができない理由はなんだと思いますか?
できない理由は様々ありますが、
何となく想像できるのは『太ももの後ろ(ハムストリングス)が硬いから』という理由ではないでしょうか。
もちろん、太腿の後ろ(ハムストリングス)が硬いと前屈は深まりません。
ですが、最も意識して欲しいのは、実は
『腸腰筋を使うこと』なのです。
【腸腰筋とは?】
腸腰筋とは、私もこのブログでよくお伝えしているので
何となくどんな筋肉か把握されている方もいらっしゃると思いますが、
背骨の腰椎から下半身の大腿骨についている上半身と下半身をつなぐインナーマッスルです。
(小腰筋・大腰筋・腸骨筋の3つの筋肉から成り立っています)
背骨をS字カーブに保ったり、骨盤を立てたり、股関節を曲げたり(屈曲)する役割があります。
ですので、前屈で脚とお腹を引き寄せるときに働いているのがこの『腸腰筋』になるのです。
【座位の前屈をするときに意識して欲しいこと】
ということで、まず座位の前屈をするときに一番意識して欲しいことは
- 股関節(脚の付け根)を引き込んで骨盤を起こすこと
になります。
骨盤を起こすことが難しい方は、膝を曲げてもよいので、まずは骨盤を起こすことを優先させてみてください。
骨盤の起こし方については以前のブログでお伝えしていますのでそちらをご参照ください<(_ _)>☟
https://sachiyoga-kanazawa.com/blog/iliopsoas-muscle2_2019-05-24/
そして骨盤を起こすことができたら次に意識して欲しいのが、
- 脚の付け根(股関節)からカラダを倒すこと
です。
前屈は慣れないときは頭から倒してしまう方が多いのですが、頭は動かさず、
脚の付け根から倒れていくことを意識してみましょう。
そしてこの脚の付け根から倒れるという動作は
『脚にお腹を近づける(太ももに下腹部を近づけるようなイメージ)』という動作になります。
これが最初はなかなか難しく、腸腰筋が弱いと太腿にお腹を近づけることがでず背骨が丸まってしまいます。
【腸腰筋を意識してみよう♬~片足のガス抜きのポーズ~】
ということで、今回はこの『太ももにお腹を近づける』ということを深める簡単なヨガのポーズをお伝えします。
★片足のガス抜きのポーズ
- 仰向けになって寝て片膝を両手で支えて胸に引き寄せます。
この時、脚の付け根を引き込み、下腹部に力を入れることを意識して
太腿がお腹にピッタリくっつくことを目指してみましょう。
余裕があれば背中を持ち上げて頭を膝に近づけましょう。
脚の付け根を引き込み、下腹部に力を入れる意識を忘れずに。
反対側も行ってみましょう。
★応用編
片足のガス抜きのポーズが手を使わずに簡単にできるようだったら、
今度は手のサポートを使わずに自分の力で膝を胸に近づけてみましょう。
(自分の力で出来るだけ太腿にお腹を近づけてみましょう)
引き続き脚の付け根を引き込み下腹部に力を入れる(薄いお腹にする)意識を持って行いましょう。
余裕があれば背中を持ち上げて頭を膝に近づけましょう。
(下腹部に力を入れ(薄いお腹にして)腰がマットから浮かないように意識しましょう。)
ということで今回はヨガの基本のガス抜きのポーズで腸腰筋を働かせて座位の前屈(パスチモッターナサ)を深める意識をお伝えしました。
ガス抜きのポーズはやさしいポーズですが、意識を持って行うと腸腰筋がしっかり働くポーズに変わりますので
ぜひお家で意識をしながら試してみてください♬
さちヨガのレッスンでは、ただヨガのポーズをとるのではなく、
カラダのムダな力を抜いてインナーマッスルがうまく働くようなカラダの使い方も
お伝えしています☺
レッスンは少人数制で開催しております。
運動が久しぶりの方でもどんな方でも、
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